こころばの「無声の声」

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老健という概念の「歯がゆさ」

我々老健のスタッフは、日々のお世話や利用者さんからの相談を通して、
身体や生活に関する不安をできるだけ払拭していただけるよう、
またデイケア施設を楽しくご利用いただけるよう、毎日の業務に取り組んでいます。

しかし、死についての話は、どう受け答えしたら良いのでしょう…


曰く

「まんぼーさん、人間は死んだらどこいくんだろうねぇ…天国や地獄って、本当にあるのかねぇ…」

「ねぇ、スタッフのお兄さん、私みたいな、着替えさえもあなた達に手伝ってもらわなきゃ出来なくなったようなヨボヨボが、なんで生きてるんだろう?」

「なぁ…スタッフの兄ちゃんよう…人間ってのはどうして死ななきゃいけないんだ?」

僕にも個人的な死生観はもちろんあります。
しかし、それをそのままストレートにお伝えすることは危険過ぎるし、
「利用者さんと老健のスタッフ」としての立場関係で受け答えできる範疇を飛び越えてしまっています。

はい、とてもお答え出来ません。

出来ませんが、とても歯がゆいです。

ただただ傾聴に徹するしかありません。

徹するしかありませんが、とても歯がゆいです。

じゃあ、老健スタッフ辞めて坊さんにでもなるか?

いえ、それも違います。

宗教が「死に対する完全な真理を語っている」とは結論付けられていないから。

じゃあ、どうすれば良いのだろう…?

あぁ、この、見えていそうで見えてない答え。

せっかく僕を信頼して、せっかくラポールがかなり確立して、
利用者さんが、死という大問題を、臆すること無く僕に投げかけてくださったのに…


※ラポール

心理学用語。互いに親しい感情が通い合う状態。
打ちとけて話ができる関係。心理療法などで面接者と被面接者の間に必要とされる。

(参考資料として、キューブラー・ロスの特集を貼り付けておきます。)



by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2011-08-27 17:59 | mixi日記より



日々の想いを言葉に代えて
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