こころばの「無声の声」

カテゴリ:詩と言葉( 15 )

世界中のお母さんに宛てた詩

なのだろうなぁと思いました。

ニュージーランドのとある場所に掲示されていた詩だそうです。




「今日」

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベットはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだと思う

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした。それはきゅうと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね。たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって。

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ。

(伊藤比呂美 訳)



by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2009-12-19 11:56 | 詩と言葉

茶の花忌

今日は、敬愛する詩人、八木重吉の命日です。
「茶の花忌」と呼ばれています。

今年はあいにくの雨降りの一日となりましたが、
町田市の八木重吉記念館では、「茶の花忌」が催されたのでしょうか…

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「雨」八木重吉

雨は土をうるほしてゆく
雨といふもののそばにしゃがんで
雨のすることをみてゐたい

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by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2009-10-26 21:46 | 詩と言葉

三原脩の言葉

「魔術師」「知将」等の異名を持つ、プロ野球黎明期の大巨人、三原脩。

「まだ首の皮一枚でつながっている」や「野球は筋書きのないドラマである」も、
三原氏の言葉だとは知りませんでしたが、人生に繋がる深い言葉として、
三原氏のこの言葉がとても胸に沁みます。(自戒の意味も込めて)


人間
最後はバカになり切った者が勝つ
そうでなくてどうして
人の上を行く技術、体力、修羅場でふんばる気力が
得られるだろうか


by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2009-08-27 17:51 | 詩と言葉

秋空と山頭火

この頃やっと秋らしい陽気になってきた気がする。

秋の澄み切った空は、本当に好きだ。

秋の澄み切った空に、僕は、山頭火が旅して歩く姿を連想する。

秋の澄み切った空を、山頭火が歩き続ける。

何か素晴らしい水墨画でも観ているような気持ちになる。

山頭火の随筆に影響されて作った、僕なりの、山頭火トリビュート。


この道歩こう

止まらず歩こう

行きたいところへ行けるまで

この道歩こう

止まらず歩こう

自分で選んだ道だもの


by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-11-12 19:16 | 詩と言葉

てふてふ ひらひら

山頭火(に限った事では無いかもしれない)は、蝶を題材にした句で「ひらひら」というニュアンスを巧みに使っている。

☆ てふてふひらひらいらかをこえた
☆ てふてふうらからおもてへひらひら

先日、僕も、蝶を題材にしたアイデアが浮かんだ。
自分のホームページにもアップした。

どう考えても「てふてふ」には「ひらひら」だが、山頭火の才能を盗んでいるようで、とても申し訳無く、他に「てふてふ ひらひら」にできるだけ近いニュアンスは無いか、と考えた。

で、下のような詩になったのだが、今でも「てふてふ ひらひら」以上の表現は無いなぁ、と思う。

山頭火の才能に改めて脱帽。



~蝶(山頭火に和して)~

てふてふ はたはた

なみだを よこぎった



by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-09-15 09:50 | 詩と言葉

先日の台風での話

職場の外にある荷物置き場に、あの強い雨風の中、一匹の蝶がいた。
時折羽をゆっくり動かす以外はじっとしていた。

蝶には人の動きがわかるのだろうか、少し横に荷物を置いても
全く動かない。
やがて横のスペースがいっぱいになり、蝶がいる辺りにも置かなきゃなぁと思った瞬間、
どこかへ飛び去っていった。

あの強い雨風の中をまっすぐに、どこかへ。


雨風にじっとしている様子
自分より大きな荷物が迫ってもうろたえない態度
「さて、行くか」と言わんばかりに飛び去る姿

そんな光景を見ていて「優雅に耐える」という言葉が浮かんだ。

僕には蝶が「雨風も、身の危険も、優雅に耐えている」としか思えなかった。


おおいなる かぜの なか
ちょうは アスファルトのうえ
しずかに はねを やすめる

ゆうがに たえる


by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-09-08 14:46 | 詩と言葉

iらんど大賞にエントリーした♪

こころば掲示板にも書いたが魔法の図書館が主催する、iらんど大賞2007ポエム部門にエントリーしてみた。

話題のメインはやはりケータイ小説だが、ポエムもかなりの人がエントリーしている。

さて、僕の詩はどこまで評価されるのだろうか?

楽しみでもあり、心配でもある(笑)



追伸 : まんぼーくんのホームページもよろしくお願いします(^O^)/


by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-09-03 19:55 | 詩と言葉

とべない鳥

とべない鳥は どうやってとんだらいいの?

とび方を忘れた鳥は どうやって思い出せばいいの?

キズついたはねは どうやったら治るの?

とびたいのにとべない鳥は どうやってとべばいいの?


とびたい とびたい とびたい

願っていれば とべるかな

自由に 自由に ゆっくり 楽しく とびたい


by bonchan
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by kokoroba_mm | 2007-08-18 21:20 | 詩と言葉

風を詠む

敬愛する山頭火は、自らの人生や句を「水」に例えた。

山頭火と比べるなんて恐れ多いが、僕は「風」でありたい、と、思う。

風のように生き、風のように歌う。そんな人生が良いな、と。


最近浮かんだ詩(の出来損ない)がある。

どう見ても、山頭火か八木重吉かあるいは尾崎放裁の真似事にしか見えないが・・・



わからないなら

わからなくて良い

雨雲飛んでった



by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-08-01 00:40 | 詩と言葉

自分の人生が風だったなら

風の吹くまま気の向くままだったなら

あなたのこころにすうっと入ってすうっと吹き過ぎてゆけるなら

僕を時折思い出してくれたなら

僕の歌を時折思い出してくれたなら

風の歌を時折口ずさんでくれたなら




by まんぼー
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by kokoroba_mm | 2007-07-24 22:46 | 詩と言葉



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